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横浜国立大学、「湘南ヘルスイノベーションパーク」内に新湘南共創キャンパスを設置 地域連携による新たなイノベーション創出を目指す

2024/01/25

 横浜国立大学は、ヘルスイノベーション最先端拠点形成に向けたヘルステクノロジー研究の推進や実証実験、人材育成活動、ステークホルダーとの共創活動等を充実させるため、2023年11月15日に湘南ヘルスイノベーションパーク内に「YNU新湘南共創キャンパス」を設置した。

 YNU新湘南共創キャンパスでは、ヘルスケアイベントの開催、総合学術高等研究院「次世代ヘルステクノロジー研究センター」における医工連携研究活動、副専攻プログラムの地域課題実習、ROUTE(学部学生が理工学の最先端の研究に参加できるプロジェクト)などを実施する。また、新湘南地域(藤沢市村岡、鎌倉市深沢および周辺地区)の様々なステークホルダーとの共創活動の拠点、JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の活動拠点としての役割も担う。

 湘南ヘルスイノベーションパーク(略称:湘南アイパーク)は武田薬品工業株式会社湘南研究所を2018年4月に建て替えたもので、約22万m2の敷地に地上10階建てビルディング5棟とエントランス棟が並ぶ。敷地の約半分の建屋を武田薬品の研究所として利用し、その他にテナントとして製薬・創薬・次世代医療・細胞農業・研究開発支援・研究機器/医療機器などの研究施設が入居している。東京大学と岡山大学はメンバーシップとして既に参加しているが、ラボとしての入居は、東京医科歯科大学に続き、横浜国立大学は2大学目となる。2032年頃には、キャンパスに隣接してJR東海道線「村岡新駅(仮称)」が開業する予定となっている。

 横浜国立大学は、横浜市保土ケ谷区常盤台に5学部・6大学院を有し、多様な専門性を有する教員が集い、高度な教育研究を推進している。また、地域のイノベーション創出の中心的役割を果たすためのサテライトキャンパスを、新湘南共創キャンパスを皮切りに拡充している。これらの活動を通して、「イノベーションの創出・科学技術の発展」等に資する「知の統合型大学」を目指していく。

参考:【横浜国立大学】地域連携による新たなイノベーション創出を目指し横浜国立大学が新湘南共創キャンパスを設置(PDF)

大学ジャーナル https://univ-journal.jp/

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