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試験問題の話題:地理Bにムーミン、国語「真面目化」の声…小説に井上荒野

2018/01/13

 午前9時半より第1日がスタートした、2018年度大学入試センター試験。試験情報を報じたリセマム(1/13)によれば、午後2時20分には「国語」試験が終了した。今年は「地理歴史・公民」の「地理B」の一部にムーミンが登場したことがSNS上で話題になっている。出題内容は例年、受験生だけでなく一般にも広く注目されるテーマだ。

 特に「国語」は小説や評論を扱うとあり、ここ数年は予想外の作品やフレーズが扱われる傾向が続いていることから、国語試験の開始前はTwitter上に「今年は何をしてくれるか」「何が出るか楽しみ」「受験生がんばれ」など、期待のコメントが溢れた。試験後と思われる受験生からのTwitterつぶやきを見ると、国語の現代文では井上荒野(いのうえあれの)の小説「キュウリいろいろ」の一節から出題があった。35年前に息子を亡くし、夫も亡くした主人公「郁子」が、はじめてひとりでお盆を迎える場面をもとに出題がなされた。受験生は「あなたは逃げるつもりなのね?」というフレーズやそもそもの作品名である「キュウリいろいろ」に反応しながらも、「難しかった」「急に真面目化した」などの感想を投稿している。

 

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