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上智大:銀行本社など入る四谷・ソフィアタワー新校舎が完成、国内初

2017/03/20

 東京都心にある上智大に、国内では初めて銀行の本社などが入る新しい校舎が完成した。東京・四谷の上智大に4月にオープンする新校舎「ソフィアタワー」は地上17階建てで、800人が入れる大教室や研究室などが設けられる。6階から16階にはあおぞら銀行の本社が移転するほか、1階には銀行の店舗や地域の歴史や文化を紹介するコーナーなども設けられる。学生の減少で各大学の経営が厳しくなるなか、上智大は賃料による収益を海外からの留学生の支援などに充てるという。

 同大のホームページによれば、館内には全学の言語教育を担う「言語教育研究センター」が設けられる。6号館の完成により7号館と並ぶ高層建物で四ツ谷駅側からの新しいスカイラインを形成。低層階には、1932年に建設された1号館や、四谷キャンパスに隣接するカトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)と同じテラコッタを壁や床に用いることで、地域の街並みと一体化したキャンパス環境を創出する。

 

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