NETWORK NEWS

東京医療保健大:「和歌山看護学部」2018年度設置、県が誘致

2016/05/27

 和歌山県が誘致していた大学看護学部が2018年度、和歌山市内に設置されることになった、と紀伊民報(5/27)が報じた。それによれば、学校法人青葉学園が運営する東京医療保健大(東京都品川区)が「和歌山看護学部」(仮称)として設置する。和歌山県内で慢性的に不足する看護師人材の確保や、大学進学時の若者の県外流出抑制のため、県が5年ほど前から誘致していた。

 日本赤十字和歌山医療センター(和歌山市)が敷地内で運営する「和歌山赤十字看護専門学校」を発展させる形。専門学校は2018年度入学生まで受け入れ、将来的に閉校する。大学にすることで、高度な専門教育が受けられ、学士も取得できるようになる。同専門学校は定員1学年50人(3年制)だが、新設の看護学部は1学年90人(4年制)となる。

 

一覧に戻る