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入試本番②:大学も “お受験”時代? 親の付き添いが増加

2016/02/01

  大学入試シーズンまっただ中。近年、試験会場でよく見かけるのが「保護者控室」。受験生の保護者らが待機できるよう、大学側がキャンパスの食堂などを開放。一部では、両親に付き添われて会場入りする受験生が増えている、と神戸新聞(2/1)が報じた。同紙によれば、過保護か、それとも親の務めか――。専門家は「親子関係の変化」を指摘しているという。

  甲南大は2月初旬の一般入試当日、岡本キャンパスに新しくできた交流スペースを保護者向けに開放する。約100人が入れる。近年、母親だけでなく、父親も伴って来る受験生が増えているという。従来は食堂を開放していたが、2016年度入試から、場所を移して対応する。流通科学大も入試当日、保護者向けにキャンパス内のレストランを開放。武庫川女子大(西宮市)なども例年、食堂を開放する。大学入試センター試験でも、保護者向けのスペースを用意した大学があった。

 

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